MJネット落石対策
- 概要
- 構造と特徴
- カタログ
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超高エネルギー吸収型落石防護柵
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MJネットは、侵入する潜水艦を捕獲する目的で第二次世界対戦中に海中で利用された特殊ワイヤリング(ASMネット)に、新たに効率的にエネルギーを吸収するブレーキシステムや、挿通孔を有しコンクリート基礎を必要としない支柱を開発し組合せることにより、落石エネルギー3000kJまで対応可能な世界でも最大級の落石防護柵です。
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認定
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NETIS登録番号 SK-010023-VE(活用促進技術)<掲載期間終了>
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特長
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■ これまで対策が不可能と考えられていた落石エネルギーにも対応(150~3000kJ)
■ 支柱下部のコンクリート基礎が不要で施工が容易
■ フランスをはじめヨーロッパでの施工実績が豊富
■ スリムな形状は自然と調和
■ 落石エネルギーに対する費用は従来工法の中で最も安価
■ 国土交通省新技術提供システム(NETIS)登録番号 SK-010023-VE(活用促進技術)
<掲載期間終了>
■ 落石対策便覧(2017年12月改訂)対応製品
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規格と性能
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MJネットの各タイプの対応エネルギーは以下の通りです。
タイプ / 対応エネルギー / 支柱仕様
MJ150 / 39kJ / □100×100
MJ300 / 302kJ / □125×125
MJ500 / 503kJ / □150×150
MJ750 / 753kJ / □150×150
MJ1000 / 1004kJ / □175×175
MJ2000 / 2007kJ / □175×175
MJ3000 / 3106kJ / □175×175
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納入実績
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全国地方自治体
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全体構造
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1. ASMネット
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直径φ350mmのワイヤリングを1リングの外周に6又は4リング連結することにより編成したシートネットです。
ワイヤリング単体はφ4.0又は3.0mmの特殊硬鋼線を、ワイヤ断面が素線の最密配置である正6角形となるようにより合わせることにより製作されています。さらに、一対の特殊硬鋼線端部は表面にでないように撚り込むことにより、あたかも1本のエンドレスワイヤとしての外観を呈しています。
直径φ350mmのワイヤリングを1リングの外周に6又は4リング連結することにより編成したシートネットです。
ワイヤリング単体はφ4.0又は3.0mmの特殊硬鋼線を、ワイヤ断面が素線の最密配置である正6角形となるようにより合わせることにより製作されています。さらに、一対の特殊硬鋼線端部は表面にでないように撚り込むことにより、あたかも1本のエンドレスワイヤとしての外観を呈しています。
・直径350mmリングを形成
・エンドレスに擦り合わせ1本線材7周回
・カシメ無し→リングのスムーズな動き
1リングに対し6リングが絡み合う配置形状
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2. 支柱
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角型鋼管を用いた支柱はASMネットを吊下げる役目があり上下にワイヤロープ挿通孔があります。ASMネットを吊下げ固定するために、山側アンカーに連結された上展開ロープがこの孔を通ります。ASMネットの変形によりネット展開ロープが摺動する際には、圧縮部材としてのみ作用し曲げ応力の生じにくい構造になっています。
挿通孔の効果により大きな曲げモーメントは作用しない
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3. ブレーキシステム
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ネット展開ロープの張力を減じてアンカーに伝達させる為に設置します。ブレーキシステムは鋼板と特殊綱による押圧力によりロープを把持し、摺動抵抗によりエネルギーを吸収すると共に衝撃荷重によるロープの破断やアンカーの崩壊を防止します。各タイプにスリップする張力が設定されており、ネット展開ロープにはスリップ張力以上の力は作用しません。